「~色」

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季節の変わる雨とともに、桜前線は北のほうへ。
写真は、わたしの出身の青森でいつか撮ったものです。
冬の長い北国が、春を望む気持ちはひとしお。
今年の開花は、いつもよりすこし早いみたいですね。

わたしの気に入っている写真の本の中で、とりわけ気に入っている一節があります。

桜を撮るのが難しいのは、それだけが理由ではない。
人が桜を美しいと感じる気持ちのなかに、それぞれの思い入れが含まれているからだ。……
桜の色は淡く、カラー写真では白に写ってしまうほどで、心に思い描く桜とはほど遠い。
そこに聞こえた歓声や、待ちわびた春がやってきた気の高ぶりは、写っているはずもない。
だから僕は桜をモノクロで撮る。限りなく白に近いグレーに、各々が色をつけられるように。……

(「いつもカメラが」内田ユキオ・著)

たとえば「桜色」と聞いてみなさんが思い浮かべるのは、どんな色でしょうか。
桜に限らず、とくに植物や空などの自然のことは、
あえてその名前を出さず、色を用いてつづるのもすてきですね。
初夏の「新緑が目にまぶしい」、落ち葉の季節には「黄色のじゅうたん」など、
よく聞く表現から使ってみるといいかもしれません。
だんだんと、身のまわりの季節の色について敏感になって、
言葉のレパートリーが増えていくと楽しいですよ。


*an example

おはようございます。
すっきりと晴れわたり、見上げるとあざやかな青色が広がる朝です。
そちらは、いかがですか。









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by kotonohano-koto | 2015-04-12 11:16 | Comments(0)

編集・原稿整理・執筆・校正 and, 手紙の書き方コンサルタントとして、毎日を言葉とともに暮らしています。  このブログでは、おしごとのご報告と、個人的なお気に入りの紹介をしていきます。


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熊谷蘭夢
くまたに・らむ

(社)手紙文化振興協会認定、手紙の書き方コンサルタント

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*2017.09.11
『ゼクシィ』(携帯アプリ版)の記事、【新郎だって伝えたい。「親への手紙」、ふたりで読んでみない?】を監修させていただきました。

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